異界芸能界騒然!おばけ芸人×妖怪アイドル共演「昼ドラ☆幽世バトル」が異常ヒット

薄暗い霧の中、鳥居が置かれた異界風のテレビスタジオで幽霊芸人と妖怪アイドルが並んで司会をしている様子。 テレビ番組
幽世を舞台にした新感覚バラエティ番組の収録風景。

死後の世界に旋風を巻き起こしているスペシャルバラエティ番組「昼ドラ☆幽世(かくりよ)バトル」が、この春、夢幻放送局で放送開始し、幽霊・妖怪界でかつてない話題を呼んでいる。かつて昼の時間帯を独占していた悪霊メロドラマを凌駕し、放送2回目にして生霊リモコン視聴率15.2%を記録。アニメとドラマ、リアリティショーが破天荒に融合した新感覚演出が、既存のあの世バラエティを変革しつつある。

「昼ドラ☆幽世バトル」は、幽霊芸人の黒羽幽士郎(お笑い歴89年)と、人気妖怪アイドルグループ〈カゲロウ・シスターズ〉のリーダー、霞小町(享年17)がダブルMCを務めるドタバタ異界バトルショー。毎回、冥界の名門寺院を舞台に、出演者たちがファン投票によるアニメ化権や“半透明広告契約”などを賭けて本気で対決。第1話では、鳥居トンネルの地縛DJ・鳥下響一郎(DJ歴123年)が、妖狐女優の銀尾サヨコ(生前職:OL)と「のっぺら盆踊り」バトルを展開し、炎上寸前の応酬合戦でネットが騒然とした。

あの世広告主・夜光石ミネラル社が本番組のメインスポンサーを務め、番組内で流れる異界専用CM(鉄輪井戸水や霊界宅配便など)がネタとしてSNSでバズる現象も。夢幻放送研究会会長の六道千早教授(幽界メディア史専攻)は「アニメ演出とドラマ的脚本を現実の幽族タレントが細やかに演じ分けている。バラエティに新たな幽玄の地平が拓かれた」と絶賛する。

SNS上でも、「幽士郎の墓石ツッコミに腹筋消滅」「小町ちゃんのリボンが瞬間消失したシーン最高」(ツイ幽利用者・主婦(243))、「スポンサーの幽言広告が斬新すぎ」「幽界リモコンの『物の怪ボタン』でリアルタイム投票とか発明レベル」など肯定的な投稿が多数。番組傘下で生まれた二次創作アニメ制作コンテストも異例の盛り上がりを見せている。

今後は霊界大物作家の書き下ろしシナリオ回や、冥界初のホログラム芸能人対決SPなども企画進行中。番組関係者によれば「日暮れ時の膜越し生中継」や「視聴者幽遊参加型バトル」も検討されているという。死後の世界のエンタメ新時代は、今まさに幕を開けたばかりだ。

コメント

  1. いやー、まさか幽士郎さんとカゲロウ・シスターズが並ぶ時代が来るとは!生前昼ドラ派だったけど、幽界でこんなエンタメが生まれるとは転生してよかった~。

  2. スポンサーCMまで話題になるの、昔の霊玉ラジオを思い出してちょっと懐かしいです。物の怪ボタン、私も番組観ながらつい連打しちゃいました。今後のバトルも期待してます!

  3. 半透明広告とか幽遊参加型…時代も変わったなあ。あの世バラエティもここまで最先端になるとは驚き。若い魂たちの熱量にオジ霊はちょっとついていけなくなりそう…

  4. ドラマなのに本気のバトルって発想が異界らしくて好き!でも攻撃で本当に成仏しかけた出演者いたって聞いてヒヤヒヤした…次回はもう少しお手柔らかにお願いします(笑)

  5. 二次創作アニメの盛り上がりすごいね!幽界で同人文化がここまで広がるとは思わなかった。生前だったら絶対追えてなかった熱狂、今は幽縁フリーだから全力で楽しむ!