死後生態系

森林保護

幻のマツノキカミキリ騒動、古森裁判所で前代未聞の“樹木裁判”へ

死後の世界の北東部、千年原生林で謎の『幻のマツノキカミキリ』被害が急増し、精霊議会の要請を受けて棲民たちと稀少樹木たちが集団訴訟を起こす異例の事態となった。法廷には、幽霊の弁護士や木霊たち、さらには名うての森番死神までが一同に会し、“あの世の森林保護”の根幹を問う歴史的な審理が始まっている。
生命科学

記憶を食べる神経グモ、神殿実験で“自我”を発見 死後生態系に波紋広がる

異界の高原地帯に古くから生息する神経グモが、最新の死後生命科学実験で、自らの脳構造を再構築する能力を示した。幽体研究機構のチームは、記憶の糸を編むとされるこの妖怪グモが“自我”をどのように認識するかを探る一大プロジェクト『アルタールーム解析実験』を実施。その結果、グモ自身が「わたしは私である」と初めて意識下で発言する動画が記録された。死後生態系と個性神経発達研究に新たな論争の波が押し寄せている。