幽霊市

環境保護

大妖怪・大入道が主導、幽霊都市で『ゼロウェイスト省エネ住宅』急増中

暗い霧に包まれた鬱蒼たる松林の中、近年、幽霊や妖怪たちの間で環境意識が高まっている。かつて浮遊霊たちが彷徨い、冥界の資源が乱用されていた冥土西区。しかし今やその様相は一変し、『ゼロウェイスト』を合言葉にした省エネ住宅プロジェクトが急速に広がっている。
トレイルランニング

幽霊市で史上初の「異界トレイルランニング大会」開催、給水所は迷いの森

死後の世界で最も人気が高まっているスポーツ、トレイルランニング。その本格的な大会が、今月、幽霊市の「霞ヶ原連山トレイルコース」で初めて開催された。大会には鬼、幽霊、座敷童、河童など異界住人合わせて385名がエントリー。コース中には標高差647メートルの霧立峠、幻影の樹海、さらには名物の「消える給水所」など、死者ならではの試練が待ち受けていた。