FPS史上初の“幽灯乱戦”にトガエル族参戦 死人プレイ解禁で波紋広がる

夜のeスポーツ大会会場で、発光するパッチを身につけたカエルの霊を模したコスプレイヤーたちがPCの前で歓声を上げている様子。 eスポーツ
“幽灯乱戦トーナメント”に参戦したトガエル族コスプレイヤーたちが会場を盛り上げた。

暗夜のオンライン大会サーバーに、蛙の大群と奇妙な光が押し寄せた。話題のeスポーツFPS『ゴーストショット:霊界封鎖戦』で先週末実施された“幽灯乱戦トーナメント”にて、トガエル族(幽界の両生類種)が史上初めて公式戦に参戦。その特殊な「幽灯」能力と死後の“死に戻り”スキルが大会バランスに波紋を呼んでいる。

主催は霊界最大のeスポーツ連盟『異界電脳協会』。今回選抜されたのは、アンデッド射撃手や祭祀精霊を含む8クラン。そのなかでも異彩を放ったのが、初参加のトガエル族クラン〈幻灯湿地組〉だ。リーダーのカガマタ・ヨキオ(204没・トガエル族)は開幕早々、仲間4名と闇に紛れ一斉に自前の“幽灯器官”を発光。試合開始30秒で敵陣スタンから一気にフラッグ奪取し、実況席や配信チャットに「眩しすぎて画面が真っ白」「蛙だけズルい」など驚きの声が溢れた。

さらに波紋を広げたのが、トガエル族の持つ死後スキル『死人プレイ』。一般ルール下では死亡後一定時間のリスポーン制限が存在するが、彼らは“魂の皮”という特殊アイテムを現世時代から持ち込み、完全消滅までに最大3回の即時復活を可能としていた。この仕組みについて、伝統的な幽霊ゲーマーからは「カラダから抜け出すのはわかるが、カエルに三度死なれると追いつけない」(浮遊型プレイヤー、シライシ・ミドリ51歳)と不満の声が相次いだ。

一方で、大会公式は今回のルールについて「全種族の個性を生かすテスト項目」と説明。運営委員長のクロツカ・ダイゴロウ(死神付協会員)は、「トガエル族以外にも現世由来の技能や、死後にしか使えない能力が今後増えるだろう」として、2月のアップデートで各種族専用バフの調整パッチを予告した。

SNS上では、『蛙ナーフ待ったなし』『死人プレイを俺も使わせろ』など賛否両論。観戦した高校生幽霊のノナカ・レンは「新しい死後スキルの戦略性に惹かれた。来年はぼくも参戦したい」とコメントする。今やFPS界は幽界住人と動物型妖怪の垣根を超え、かつてない『あの世ランクマ』時代へ突入しつつある。

コメント

  1. いやあ、トガエル族の幽灯攻撃、さすが異界の湿地育ちは一味違う。でも死人プレイはちょっとやりすぎな気も。アンデッド勢にももう少し救済を…!

  2. 蛙仲間が公式戦で大活躍とは嬉しい限りです!昔、魂の皮を交換した友だちを思い出しました。幻灯湿地組の今後に光あれ。

  3. ついに動物系妖怪も本格参戦とは…あの世FPSも時代が変わったなあ。もう浮遊だけじゃ勝てないのか。次のバフ調整に期待です。

  4. 死人プレイ、現世の感覚だとずるいけど、ここじゃ“死に戻り”も日常だしな…でも三度復活は見てて流石に笑った。カエル族の粘り、次元が違う。

  5. どの種族もその昔は使えない能力を持て余してたし、今回のルールはむしろ公平だと思う。さすが異界電脳協会、英断だね。今度のアップデートにワクワクしてる!