岩石と鉱物 幽霊標本家の“透明石英”が大賞、魂都鉱物展で来場者と共鳴現象相次ぐ 死者と生者のあわい――魂都中央鉱物博覧堂で行われた第333回鉱物標本展が、“透明石英”の異変で例年にない盛況となった。魂都在住の幽霊標本家・根古岳ナギサ氏(享年72)の出品した『浮遊する心象石英』が会場全体に奇妙な共鳴を引き起こし、生者・死者問わず宝石研磨業界や霊界SNSで話題となっている。 2025.12.07 岩石と鉱物